済生会横浜市東部病院 総合小児科
2022 年 38 巻 2 号 p. 97-102
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腸管嚢胞性気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis; PCI)は腸管壁内に小嚢胞状の気腫が形成された状態であり,小児での報告は稀である.今回我々は持続する粘血便を契機にPCIに気付かれ,高濃度酸素療法が有効であった脊髄性筋萎縮症I型の9歳女児例を経験した.特徴的な画像所見を把握していればより早期にPCIを発見できた可能性があったため症例報告する.
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