聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座
2022 年 38 巻 2 号 p. 92-96
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腸重積症は小児救急外来でしばしば遭遇する緊急性の高い急性腹症の一つであり,注腸造影および非観血的整復は診断・治療において重要である.しかし,画像モダリティとしてX線透視・超音波検査が,使用する媒体としてヨード造影剤・バリウム・空気が選択肢としてあり,施設ごとでその方法や使用機材が異なる.各施設の環境によって適切な方法を選択すべきではあると考えるが,本稿では当院で実際に行っている方法を例として紹介しながら腸重積の診断と治療について呈示する.
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