写真測量とリモートセンシング
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東南アジアにおけるリモートセンシングの利用と将来の展望
ウィブーンセート スーウィット
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1987 年 26 巻 1 号 p. 8-14

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抄録
東南アジアにおいては, 人口急増, 農業増産, 熱帯林破壊, 土壤侵食, 水資源枯渇などの問題を抱えており, 資源管理および開発計画にリモートセンシングの有効利用が期待されている。インド, タイおよびインドネシアには既にLANDSAT受信局が建設され, LANDSATデータの利用が図られているが, 未だに単純な段階の利用にとどまっており, 今後地理情報システム (GIS) との結合などリモートセンシングの高度利用を導入し, 上記諸問題を解決するための手法として, 東南アジアの発展のために役立たせたいと考える。このたび, 日本学術振興会 (JSPS) の支援により, 昭和61年末から昭和62年初めまで約2ケ月間滞日する機会に恵まれたので, 日本写真測量学会に入会し, 会員諸兄に東南アジアにおけるリモートセンシングの現状と将来の展望を以下に紹介する次第である。
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© 社団法人 日本写真測量学会
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