日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2004年秋季講演会予稿集
セッションID: P301
会議情報

ポスターセッション 3 10月15日(金) 14:46~16:15
地震観測網に捉えられた衝撃波シグナルから推定した流星体のアブレーション
*石原 吉明平松 良浩古本 宗充
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
日本には非常に稠密な地震観測網が展開されており、隕石落下や大火球出現時にしばしば衝撃波により励起されたと思われるシグナルが地震観測網に捉えられている。衝撃波の振幅は、流星体が単位時間あたりに押しのける大気量、すなわち衝突断面積と飛行速度に依存している。簡単の為に球状の流星体を考えれば、振幅の変化は落下速度の変化と流星体直径の減少を表しているといえる。本研究では、宮古火球・神戸隕石・関東大火球について地震観測網に捉えられた衝撃波シグナルの振幅から、アブレーションにより落下中に流星体のサイズが減少して行く様子を推定した。
著者関連情報
© 2004 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top