日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2005年秋季講演会予稿集
セッションID: 1106
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惑星表面探査用超小型分光器を用いた表面地下物質探査の可能性
*二村 徳宏安部 正真高木 靖彦松永 恒雄長谷川 直藤原 顯
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抄録
次期小天体探査におけるランダ/ローバ搭載用の可視・近赤外の分光器を開発している。光導入部は、ファイバーを用いており、このファイバーを、試料へ光を照射するためのファイバーと共に束にして、その先端をプローブにしている。このプローブ付き小型分光器を用いて、粉にした鉱物表面からの反射スペクトル測定、およびプローブを鉱物の粉末内部に挿入した時のスペクトル測定を行った。どちらの場合においても鉱物特有のスペクトルが見られることから、小惑星の表面だけではなく、地下の物質情報探査を行うことができると考えられる。
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© 2005 日本惑星科学会
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