日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2005年秋季講演会予稿集
セッションID: 1502
会議情報

火星大気湿潤対流のための非静力学モデルの定式化
*小高 正嗣北守 太一杉山 耕一朗中島 健介高橋 芳幸石渡 正樹林 祥介
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

大気主成分が凝結する火星大気湿潤対流のための定式化の検討を行った. CO2 の過飽和度が小さい場合, または凝結の時間スケールが音速で決まる時間スケールに比べ長い場合には, 連続の式を修正した準圧縮方程式系を用いることが可能である. この定式化に基づく非静力学モデルを新たに開発し, 定常な熱強制を与えた場合の火星大気湿潤対流の様子を調べた.

著者関連情報
© 2005 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top