日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2006年秋季講演会予稿集
セッションID: P53
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ポスターセッション
微惑星の熱進化
*千秋 博紀松井 孝典
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抄録
我々は、数~数百キロメートルサイズの小天体の初期熱史の数値モデルをつくり、サイズ、組成、形成時間が小天体の熱進化に与える影響を調べている。様々な条件の下でのシミュレーションを行ったところ、小天体が金属核を持つためには、天体半径は10km以上、小天体を構成するシリケイト粒子のサイズは0.1mm以上で、小天体はCAI形成後200万年いないに形成される必要がある。この条件は、現在考えられている隕鉄の母天体の条件にほぼ等しい
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© 2006 日本惑星科学会
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