日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2006年秋季講演会予稿集
セッションID: 217
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オーラルセッション 7 10月19日(木) 14:50-16:02
惑星形成終盤における円盤ガスの温度構造
*坂本 晶子阿部 豊
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抄録
惑星系の母胎である原始惑星系円盤では、微惑星同士が衝突・合体を繰り返して成長し、惑星が形成されると考えられている。成長した惑星は、周囲の円盤ガスを重力的に捕獲して大気をもつと考えられる。しかしながら、この段階で惑星の周囲にどの程度の円盤ガスが残っており、それがどのような温度構造をもっているかということはよく分かっていない。本研究では、惑星形成の最終段階において、散逸しつつある円盤ガスの温度構造がどのように時間変化し、惑星の大気捕獲にどのような影響を及ぼすかということについて検討する。
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© 2006 日本惑星科学会
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