日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: P22
会議情報

ポスターセッション
空隙をもった標的の衝突実験-レゴリス・ボルダーはぎとりの可能性
*瀬藤 真人平岡 賢介山下 靖幸中村 昭子長谷川 直小野瀬 直美奥平 恭子パトリック ミッシェル
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
太陽系内の小天体には空隙率の高いものが多いとされており、それらの構造と熱・衝突進化の過程を研究することは非常に重要である。我々のこれまでの研究では、同じ圧縮強度を持つターゲットでも、高速衝突の方が低速衝突より、最大破片から求める衝突破壊強度が大きい値をとることが分かっている(瀬藤他 2006秋期講演会)。今回我々は、高空隙率体内部での応力波の減衰の違いについて調べるために衝突実験によって飛び出すターゲット粒子の速度を測定し、空隙を持つ模擬天体内での減衰率を求めた。
著者関連情報
© 2007 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top