日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: P48
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ポスターセッション
放射によって調節された二酸化炭素氷雲の散乱温室効果
*光田 千紘横畠 徳太倉本 圭
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抄録
古火星の温暖な気候をもたらすメカニズムの一つとして,二酸化炭素氷雲による散乱温室効果が提案されている. 我々はこれまでに一次元放射対流平衡モデルを用いた数値計算により十分な大気圧と適度な凝結核の混合比を与えると雲による強い温室効果が生じることを示した. しかしながら, 二酸化炭素氷雲の散乱温室効果は惑星サイズや太陽定数などのパラメータに対し, どのような依存性を示すかについてはよくわかっていない. そこで本研究ではまず重力加速度に着目し, それに対する依存性を調べた
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© 2007 日本惑星科学会
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