主催: 日本惑星科学会2007年秋季年会実行委員会
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻
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硫酸塩岩(CaSO4)への天体衝突によりSO2が脱ガスし、惑星の表層環境に影響を与えると考えられている。しかし、SO2は脱ガス後に衝突蒸気雲内でCaOと逆反応し、再びCaSO4に戻る可能性も指摘されている。本研究ではこの逆反応の反応速度を実験により求め、衝突蒸気雲の冷却速度と比較することで、逆反応によりCaSO4に戻るSO2の割合を推定した。その結果、K/Tスケールの天体衝突の場合、>40%のSO2がCaSO4に戻ることがわかった。
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