公益事業研究
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Print ISSN : 0387-3099
研究論文
高速・大容量を中心とした5G移動通信市場の需要分析
髙野 直樹
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2021 年 72 巻 2 号 p. 1-8

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抄録

2020年9月に1億8522万契約に達したわが国の携帯電話市場において、新たに5世代移動通信システム(5G)のサービスの提供が開始された。本稿では2020年11月にアンケート調査を行い、需要側である一般個人消費者の5Gの新規加入の選好要因についてコンジョイント分析して推定した。その結果、通信エリアが広がることが需要に影響しており、ついで機種(スマホ)代金が低下すること、月間利用可能データ量が増加すること、最大通信速度が高まることによって、5Gの需要は高まることが推定された。また、年間世帯収入と月額データ通信料金の効用との関連が示唆される一方で、通信エリアの効用は年間世帯収入にあまり関わらないと推定された。

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© 2021 公益事業学会
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