医療の質・安全学会誌
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医薬品自動入庫払出装置導入による医療安全向上およびその他薬局業務に及ぼす効果の検証
磯部 紀子, 東坂 秀作, 木場谷 範子
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キーワード: 調剤, 医療安全, 自動化
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2024 年 19 巻 3 号 p. 307-314

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抄録
保険薬局では薬剤取り違えなど様々なヒヤリ・ハットが日々発生している.近年,調剤業務をサポートする自動機器が開発され,医療安全向上と業務効率化を目的とした活用が始まっている.この度,開局済の保険薬局に医薬品自動入庫払出装置を導入し,装置を利用した調剤ワークフローによる医療安全,薬局業務全般に及ぼす効果を検証した.導入前に比べてヒヤリ・ハット発生数は統計学的に有意な減少を示した.また,薬剤師満足度アンケートより調剤に関する負担が減少し,調剤ミスに対する精神的負担を軽減することが明らかとなった.調剤鑑査時間が短縮し,患者待ち時間の短縮も認められた.装置の導入により医療安全の向上のみならず業務環境改善や業務の効率化が認められた.
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