社会学評論
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「テクノクラート的リアリティの析出とその意味」
書評 : 副田義也『生活保護制度の社会史』 (東京大学出版会)
藤村 正之
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1996 年 47 巻 3 号 p. 395-402

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抄録

M・ウェーバーは『国民国家と経済政策』の中で次のように述べている.「上の階級に対しても, 下の階級に対しても, また自分の属している階級に向かっても, 都合の悪いことを云うことこそ, われわれの科学の使命であります」 [Weber, 1895=1959, 51, 一部訳変更] と。ウェーバーのこの言葉をひとつの手がかりとして, この書評を進めていくことにしよう。

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