社会学評論
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住民運動の組織戦略
政治的機会構造と誘因構造に注目して
樋口 直人, 中澤 秀雄, 水澤 弘光
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1998 年 49 巻 4 号 p. 498-512

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抄録
本稿のねらいは, 1960年代後半から70年代にかけて盛り上がりをみせた住民運動が, 80年代から90年代にどのような軌跡を描いたかを示すことにある。こうした作業は, 近年注目されているNPOや住民投票の特質を明らかにするために不可欠である。ここでは特に, 政治的機会構造論を応用する形で, 住民運動の変遷を捉え直す。その際, Kriesiの組織類型を援用することで組織戦略を幅広く捉え, 住民運動の「停滞・変容」期にみられた組織の多様化を組み込んだモデルを提示する。具体的には, (1) 地方における政治的機会構造の変動, (2) 組織が構成員に供与する誘因の構造という2つの説明変数を用いて, 住民運動の組織戦略の変化を分析したい。
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© 日本社会学会
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