放射線化学
Online ISSN : 2188-0115
ISSN-L : 0286-6722
展望・解説: 振動分光法による放射線化学の新展開
藤塚 守真嶋 哲朗
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2017 年 103 巻 p. 3-

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抄録
パルスラジオリシスは種々の反応中間体の反応過程を検討するために広く用いられている.これらの研究において反応の追跡には過渡吸収測定または時間分解蛍光測定が一般に用いられている.一方,時間分解振動分光は分子構造に直接的な情報を与えることより,反応中間体の構造変化や結合形成や解離などについて有用な知見が得られる.上記の考えに基づき,われわれの研究グループは振動分光のパルスラジオリシスの適用を試みてきた.本稿では振動分光のひとつである時間分解共鳴Raman測定をパルスラジオリシスに適用することで得られた知見をまとめるとともに今後の展開について議論した.
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© 2017 日本放射線化学会
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