放射線化学
Online ISSN : 2188-0115
ISSN-L : 0286-6722
とぴっくす: イオン誘発核生成による大気汚染ガスからのナノ粒子発生
足立 元明
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2008 年 86 巻 p. 29-

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抄録
SvensmarkとFiriis-Christensenが,1977年に太陽活動と雲の発生量の間に相関関係があることを示してから,雲核の発生におけるイオンの関与が注目されるようになった。本稿では,イオン誘発核生成の概念を古典的核生成理論に基づき解説した後,一般にイオン誘発核生成実験に使われている装置の概略と問題点について述べ,次に筆者らがこれまで行ってきた2つの実験手法,小型イオン化チェンバー法とDiffirentical Mobility Analyze法ついて紹介する。
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© 2008 日本放射線化学会
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