2006 年 15 巻 3 号 p. 417-422
呼吸リハビリテーションを行った慢性閉塞性肺疾患(chronic obstractive pulmonary disease ; COPD)患者を2003年に改訂されたGlobal Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease ; GOLDの病期分類により重症度別に分け,各群における呼吸リハの効果を比較検討した.結果,有意な改善が認められた項目に多少の相違はあったが,当院で行っている低強度のプログラムは,いずれの病期においても効果があり,適応になると考えられた.