日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
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総説
行動変容による息切れの管理
千住 秀明
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2006 年 15 巻 4 号 p. 653-655

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抄録

患者教育は,慢性閉塞性肺疾患の予防,診断,管理のすべてのプロセスにおいて,重要な役割を担うものである.その内容は疾患に対する理解や急性憎悪の予防など多岐にわたる.この患者教育は知識の修得に加え行動変容が重要であり,そのためには患者のadherenceを得る工夫が必要であり,特に息切れを管理するうえでの基本原則,息切れの改善が期待できる方法,環境整備などが重要である.

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© 2006 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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