日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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原著
繰り返す誤嚥性肺炎症例における胸部レントゲン像とその要因
井上 登太鈴木 典子
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2007 年 17 巻 1 号 p. 45-49

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抄録

嚥下障害を示す症例においては,高い機能を保持している症例では上肺・中肺野異常影を示すものが多く,誤嚥性肺炎を診断困難にする要因の一つといえる.誤嚥性肺炎の胸部単純レントゲン診断においては,ADL,摂食食態,嚥下機能の評価にも注目する必要性がある.

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© 2007 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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