京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
京都大学大学院医学研究科呼吸器内科
2007 年 17 巻 1 号 p. 6-10
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肺移植における呼吸理学療法は,術前から実施することが理想であり,待機期間に進行する廃用性症候群を可能なかぎり予防すべきである.しかし,その実施には基礎疾患によってさまざまな注意点を考慮しなければならない.肺移植後は,可能なかぎり早期より介入し,肺合併症の予防や早期離床を進め,徐々に積極的な運動療法へと進めていく.そして四肢筋力や運動耐容能,ADL能力の向上を図り,社会復帰を実現させるとともに,QOLの向上を目指す.
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