東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科
太田総合病院睡眠障害センター
2008 年 18 巻 2 号 p. 187-191
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
閉塞型睡眠時無呼吸低呼吸症候群(OSAHS)とインスリン抵抗性(IR),メタボリックシンドロームの関連性について検討した.OSAHS患者でのIR合併率は58.1%と高率であった.
IRの有無とBMI,肝酵素,中性脂肪,HDL-Cなどとの関連性が認められた.IRはOSAHSの重症度との関連は認められなかったが,経鼻的持続気道陽圧呼吸療法により有意に改善した.
OSAHS患者でのIRの評価はメタボリックシンドロームの病態把握に有用と思われた.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら