日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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シンポジウムⅣ
在宅からみた生活支援の課題と取り組み
─医療依存度の高い在宅患者を支えるために─
沖田 清美有田 健一
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2010 年 20 巻 1 号 p. 35-37

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抄録
医療依存度の高い患者が在宅療養を継続するには,患者・家族を中心に医療者や介護支援提供事業者等が密接に連携し,病院から在宅へと切れ目のない医療を提供しながら患者の目線に立って24時間の生活を支える支援が必要である.安心で安全な在宅療養が継続できれば,患者や家族のQOLの向上につながる.こうした支援と連携のなかで,制度を整え,支援項目を選択しその内容を充実していく推進力は,現場に立脚した医療者からの患者の視点に立った問題点の指摘と,それへの具体的な取り組みである.
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© 2010 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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