COPD新ガイドラインにおける薬物療法

中野 恭幸

doi:10.15032/jsrcr.20.2_134

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌

Online ISSN : 2189-4760
Print ISSN : 1881-7319
ISSN-L : 1881-7319

ランチョンセミナーⅨ

COPD新ガイドラインにおける薬物療法

中野恭幸

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キーワード: 慢性閉塞性肺疾患（COPD）, ガイドライン, 薬物療法, 病期, 重症度

ジャーナルフリー

2010 年 20 巻 2 号 p. 134-137

DOI https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.2_134

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抄録

日本呼吸器学会では，2009年に「COPD（慢性閉塞性肺疾患）診断と治療のためのガイドライン，第3版」を発行した．このガイドラインでは，治療法の選択において，病期に合わせて治療法を段階的に強化するのではなく，重症度を判断し患者の状態に合わせた治療法を選択することを推奨している．また，薬剤の投与経路として吸入を最も推奨し，治療効果が不十分な場合は単剤を増量するよりも多剤併用を推奨している．

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