日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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総説
在宅呼吸ケアにおける栄養療法の重要性
菅原 慶勇高橋 仁美山田 公子武藤 直将本間 光信佐竹 將宏塩谷 隆信
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2011 年 21 巻 1 号 p. 57-61

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抄録
包括的呼吸リハビリテーションの効果の一端が,栄養療法による体重増加と運動療法が骨格筋機能を回復させ運動耐容能の改善を得ることだとすれば,病院や地域における医療チームの指導を受けた後,在宅でいかに栄養療法と運動療法を継続させるかが重要である.栄養障害のある慢性閉塞性肺疾患患者において栄養療法と運動療法を併用して継続することは,筋肉量増加による体重増加や運動耐容能の向上に有用と考えられる.
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© 2011 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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