倉敷中央病院呼吸器内科
2011 年 21 巻 3 号 p. 245-249
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肺炎は高齢者における主要な死因の一つであり,肺炎球菌は高齢者肺炎の最も多い原因菌である.23価の肺炎球菌多糖体ワクチンは,高齢者の侵襲的な肺炎球菌による感染症リスクを減少させ,死亡率を低下させることが内外の検討で報告されている.現在,日本での高齢者の接種率は欧米に比してきわめて低く,これを向上させるためには,医療者および国民への啓蒙と自治体の公費負担制度の導入が必要である.
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