家族全員がタバコの煙の影響を一切受けない状態を指す「スモークフリーファミリー」の実現は,胎児やこども,大人から高齢者に至るまで家族の健康を守る上で重要である.喫煙・受動喫煙には安全なレベルがなく,短時間の暴露でも健康に影響を及ぼすことが指摘されている.日本における喫煙の状況,妊娠・出産・子育て期の女性の喫煙の課題,若い世代の加熱式タバコによる喫煙,家庭内での受動喫煙機会の増加といった,スモークフリーファミリーを取り巻くさまざまな現状と課題について解説する.
第34回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会 共同企画6