日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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シンポジウム2
わが国における在宅人工呼吸(2)
―地域主治医の立場―
亀井 三博
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1997 年 6 巻 3 号 p. 191-195

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抄録

呼吸器内科を標榜する無床診療所において在宅人工呼吸ケア(TIPPV 1例,NIPPV 5例)を経験した.TIPPVにおいては医療と福祉をめぐるさまざまな問題の調整役としての役割を期待される.一方新しいHMV技術であるNIPPVにおいては解決すべき技術的な課題も多いが,導入はTIPPVより容易であり,治療計画早期より開業医の関わりうる技術であると考える.

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© 1997 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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