東京警察病院内科
順天堂大学医学部呼吸器内科
2000 年 9 巻 3 号 p. 276-281
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嚥下性肺疾患の発症,進展には誤嚥内容物の性質,易誤嚥性の程度,宿主側の条件(クラリアンス障害)の3要素が関係している.今回われわれは誤嚥性肺炎の臨床データに基づき胃食道逆流が嚥下性肺疾患に持つ重要性を,おもに上記の3要素のうち誤嚥内容物の性質と易誤嚥性の亢進の面から検討した.さらに嚥下誘発試験を通して呼吸と嚥下の関係について触れ,さらに臨床的対応についても言及する.
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