千葉大学医学部呼吸器内科
2000 年 9 巻 3 号 p. 408-409
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睡眠時無呼吸症候群は肥満を伴う男性,とくにいびきの常習者にしばしばみられる.多くは上気道閉塞に起因する閉塞型睡眠時無呼吸症候群である.睡眠時無呼吸は高血圧や虚血性心疾患などの危険因子であるのみならず,夜間に睡眠が断裂することが原因となり,日中に過度の傾眠をきたす.このQOLの低下は,判断力や作業能力の低下にとどまらず,重大な交通事故につながりうるもので,適切な診断と治療が要求される.
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