日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2434-3056
Print ISSN : 1882-0115
原著
難渋するケアに形成外科の関与が有効であった陥没ストーマの1例
小林 紀子安達 亙城田 陽一朗
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2008 年 24 巻 2 号 p. 7-11

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抄録
症例は79歳、男性。67歳時,直腸癌のため腹会陰式直腸切断術を受けた。手術後腸管壊死により再手術をうけ陥没ストーマとなったが、灌注排便法によりストーマケアは良好に行われていた。75歳時の不慮の事故により約2年半の間歩行不能となり、自然排便法へ移行した。以後、徐々に排泄物の漏れ、ストーマ周囲に丘疹の出現を認め、ストーマケアに難渋した。体重増加・ストーマ周囲の変形がケア難渋の原因と考え、形成外科によりストーマ頭側の皮膚切除術と吊り上げ術が行われた。手術後はストーマケアが安定し患者のQOLが向上した。変形ストーマに対する形成外科的処置が奏功した一例を報告した。
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