日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2434-3056
Print ISSN : 1882-0115
原著
Sunitinibの関与が疑われたストーマ周囲難治性有痛性皮膚潰瘍の1例
橋爪 良輔中島 紳太郎諏訪 勝仁岡本 友好江川 安紀子上出 良一柴崎 真澄矢永 勝彦
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キーワード: sunitinib, 分子標的薬
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2013 年 29 巻 3 号 p. 60-66

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抄録
 症例は53歳の男性で、左腎細胞癌術後の多臓器転移に対してsunitinibが投与されていた。2009年に直腸憩室穿孔による汎発性腹膜炎を発症し、人工肛門造設術を施行した。その後、内服を再開したところ難治性有痛性潰瘍を繰り返し発症した。
 病理組織学的に特異的所見は得られなかったが、皮膚病変の発生部位がストーマから2.5cm以内で、面板の貼付範囲内に限局していたことから、sunitinbによる皮膚のバリア機能の低下が関与した可能性が考えられた。
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