主催: 日本デザイン学会
情報デザインのプロセスにおいて、情報がどのような変化を遂げ完成に至ったかを考察することは重要である。 本研究では、デザインプロセスにおける複数の情報メディアの使用に注目した。 テキスト、グラフィック、Webの3つの情報メディアを単に表現形式として使用するのではなく、各メディアの表現特性を生かして、デザインプロセスを促進させるための手だてとして使用することを試みた。 この情報デザインのプロセスにおいて、言語化、視覚化、統合化のそれぞれの段階で、各段階特有の情報のみいだし方があることに着目した。それらが情報デザインのプロセスをどのように促進しているかについて報告する。