日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第51回研究発表大会
セッションID: B20
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雑誌「SD」のデザインに見られるスイス・タイポグラフィの影響
羽原粛郎のデザインを中心に
*孫 明遠伊原 久裕
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抄録

本研究は,1965年から1985年までの期間の雑誌SDのデザインを対象として,スイス・タイポグラフィの影響について考察を加えたものである。この期間には,主に三人のデザイナーが担当し,それぞれに特徴を持っている。この最後の期間が羽原粛郎の担当であり,彼のデザインには明確にスイス・タイポグラフィの影響が見られる。その影響を具体的に,1)ゲルストナーのグリッドの影響,2)図版のユニット化,3)文字サイズの数理的関係の三点として指摘した。

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© 2004 日本デザイン学会
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