日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
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WEBサイトにおける料理レシピの情報
インターネットを利用した生活情報の提供方法
*曽和 具之和田 ゆりか
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会議録・要旨集 フリー

p. 133

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抄録

本研究は、発達する料理の情報化の中で、ユーザにとって効率的に情報を得ることのできるレシピの表記方法を調査分析し、インターネットに代表されるインタラクティブメディアにおいて配信される料理に関するコンテンツの基本要素を抽出することを目的とする。調査方法は1)webサイトに記載された語句の抽出:yahoo検索において語句「レシピ」で検索した結果から、上位40サイトについて、トップページに記載される語句196種類を抽出した。2)キーワードの作成:1)で得られた語句から意味の似通ったものをキーワードに分類し、さらにジャンルによって14カテゴリに分類した。3)数量化?。類およびクラスタ解析によるサイトの分類:分類したキーワードを分析し、WEBサイトに記載された情報によるサイトの特徴を考察した。 Webサイトに記載された語句を統計解析した結果、1)料理に関する情報を総括的、継続的に分析・整理し欠如している情報について考察する必要がある。2)現状ではレシピサイトは調理に関したレシピ情報のみを掲示しているが、情報が増える中で、実際の生活との密接な連携に基づいた料理レシピを表示することが望ましい。との知見を得た。

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© 2005 日本デザイン学会
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