日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
会議情報

感性ネットワーク・インタフェースデザイン(3)
感性照明の提案
*山崎  和彦多田 昌史笹島 学
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 155

詳細
抄録

本研究は従来の機能を主体としてコミュニケーションに感性を融合させ,より気持ちを伝えるために感性ネットワーク・インタフェースのデザインの構造を検討し,その概念を利用した新しいコミュニケーションを提案することを目的とする。これまでに,感性情報の特徴である主観性,多義性,曖昧性,状況依存性の属性に対応したデザイン手法を検討し,感性ネットワーク・インタフェースデザインの構造を提案している。そして,提案した感性インタフェースデザイン構造を基に,メールソフトを題材に現在の文字情報のメールに感性情報を付加した感性メールを開発している。ここでは、この手法の可能性を検討するために、感性メールの概念を拡大して感性人工物を開発する。この感性人工物は感性メールを送受信するデバイスとなる。

著者関連情報
© 2005 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top