日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第55回研究発表大会
セッションID: A10
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美感を考慮したいけばな作成支援システム
*萩原 将文猿渡 潤一
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抄録

デザイン支援システムの研究が盛んに行われるようになり、感性を考慮した研究も増えている。美を扱った従来の研究には、多変量解析などの手法を用いたものが多い。しかしながら、このようなアプローチでは個人差が大きいものへの対応は難しい。本稿では、美を考慮したデザイン支援としていけばなをテーマとして扱い、そのためのシステムの提案を行う。提案システムでは、人間がどのようにデザインを美として認識するかが考慮されている。またアプリケーションとしての完成度を高めるために、花材の追加、削除、変更機能と花器の色、形状の変更機能が備えられている。

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© 2008 日本デザイン学会
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