日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第55回研究発表大会
セッションID: A24
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階層構造化を用いたコンセプトの抽出
*丹 聡子, 杉山 陽二, 木許 陽祐, 林田 直澄
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抄録
国内の中小企業・地域産業品メーカーでは,企画者,デザイナーなどの人材が育っていない,開発費の予算が充分ではないといった問題を抱えている.本研究は,産学連携で行った野菜収納庫の製品開発プロセスの実践を通じて,プロセスの上流部分の行程である商品コンセプトの抽出を,実務経験の浅い企画者やデザイナ,エンジニアでも,有効的かつ効果的に行うための手法を提示し,その有用性の検証を行なった.3Pタスク分析、ISM法、構造化コンセプトを組み合わせて応用することで,直感や経験に頼っていたコンセプトの抽出を論理的に行うことができた.その結果,製品開発プロセスにおける全社的なコンセンサスが容易となり,その有用性についても検証ができた.国内において ユーザニーズの多様化が進む中,中小企業や地域産業品メーカーはより独自性を持った商品の開発が必要となり,効率よくかつ効果的にユーザニーズをコンセプトに落とし込み,商品を開発していくことがこれから産業界において,生き残っていくための一つの手段となると考えられる.
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© 2008 日本デザイン学会
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