抄録
本研究では、公立はこだて未来大学の授業の中で提案されたmellonetを通して2つの評価実験を行い、多くのユーザに適したシステムであるかの検証を行った。レパートリー・グリット発展手法&ラダリングによる実験からは、mellonet-chが持つ良い特徴や改善の要素を確認することができた。また、mellonet-touchと既存ベッドサイドモニタシステムをSD法を用いた因子分析の結果、「親近性」、「先進性」、「非融通性」、「変動性」の4つの共通因子が検出された。その因子得点比較の結果から、mellonet-touchは新規性と柔軟性を持ったシステムであることが分かり、IT弱者にも開かれうるシステムであることが検証された。しかし、先進性においてはその改善が必要であることも確認した。