近年、日本中で地域アイデンティティが失われつつある。本研究は、城陽市のCI(コミュニティ・アイデンティティ)計画を住民とともに進めていくことで、住民主体の地域づくりへの意識を拡大させ、内発的地域づくりの一助となることを目的とした。地域の魅力を表現するイメージマーク作りのため、住民へのアンケート、聞き取り調査、及び現地でのフィールド調査を行い、重要となるイメージソースを抽出し、それらをもとに5種類のイメージマーク群をデザインした。また、イメージマークの、名刺、封筒などへのアプリケーションへの展開例、城陽市の魅力イメージマップなどを盛り込んだCI報告書を作成した。