抄録
現在VR(バーチャルリアリティ)に対する概念としてAR(拡張現実感表現)が存在する。ARは現実環境に仮想のCGを表示する技術であり、主体が現実環境であることから、現実環境における作業支援やナビゲーションシステムがその応用分野として期待されおり現在ではiPhoneやPC向けのアプリケーションとして発表され注目を集めている。本稿ではARについて技術的に理解に始まりの既存の研究から動向を探り、ARが今後どのような発展をするのかを知るために、研究対象や、紹介している技術、機能を目的ごとに分類した。そこから発見した傾向からARで可能になっているレイヤーを使った表現や、マーカーを通した操作の他に、既存の研究では行われていなかった「動的なマーカーの使いかた」のために加速度センサを始めフィジカルコンピューティングの要素を組み合わせることで新たにデザインの可能性を模索した。実装にはVisual C++及びARToolKitのライブラリを一部使用した。小型無線加速度センサーを使いマーカーの役割を補完した。