日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第58回研究発表大会
セッションID: G02
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市民主体イベントにおける継続活動に関する研究
大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークのボランティアスタッフを事例として
*林 宏樹成田 康輔伊藤 孝紀
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抄録
本研究では、市民主体イベントを運営している大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークを事例とし、イベント実施後の継続活動を整理し考察することで、継続活動の継続要因を明らかにすることを目的とする。本調査では大ナゴヤ大学の企画者のうち、市民主体イベントを通して市民から自発的に企画者へ移行したボランティアスタッフを調査対象とし、ボランティアスタッフ会議の追跡調査を行った。これにより、「ブログを活用した情報発信の充実」「既存の企画スタッフとの連携強化」「主体となって企画したイベントの実施、継続」が継続要因として明らかになった。これらを促進することで、市民主導のまちづくりへの展開や発展が期待できると考えられる。
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© 2011 日本デザイン学会
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