抄録
この論文では、そチャールズ・フレデリック・ワースのロンドン(1838年から1845年まで)での修行は、どのような意味があったか、を考察した。 ワース(1825-1895)は、イギリス人で1868年にフランス・オートクチュール組合を創立した。しかしながら、その時代については今まで明らかにされてこなかった。 彼は13才でロンドンのスワン&エドガーという織物商で20才まで修行をした。この店は1812年に創立され、1840年代に初期のデパートへ発展する。 ワースがエリザベス1世の肖像画を観察してファッションを学んだナショナル・ギャラリーは、彼がロンドンに来た1838年に新たな建物でオープンばかりであった。1945年にパリに渡り、ガジュラン店に勤めて4年後、1851年ロンドン万博でガジュラン店は金賞を受賞した。名前は明らかにされることはなかったが彼の制作したドレスであった。この結果から、ワースのロンドンでの修業時代が、パリにおける活躍の基礎になったことが明らかになった。