抄録
NPOサインセンターは、災害時に「非常口へ、そして避難場所に至る」まで、全ての人が自分たちの努力で安心して避難できる、全国統一の避難誘導サイン類のデザイン研究・開発を10年余り進めてきた。東日本大震災3.11直後からは、複合災害を視野に入れ「避難誘導サイン・トータルシステム」と呼ぶ新たな協働プロジェクト(refuge guidance sign total system=RGSS)を立ち上げ、連続ワークショップ等を開催し、学会を含む多業種からの参加協力を得て試作品を開発し、2度の避難誘導の社会実験を行った。多様な製品についた避難誘導のサインが避難所まで連続的に誘導をするユニバーサルなデザインシステムを開発した。全国標準の非常口サインから避難場所サインまでの災害時のサインデザインと平常時の景観を損ねないサインシステムとして社会実験の結果も踏まえ記述する。