抄録
筑波大学では平成24年度より「多領域と芸術による創造的復興に向けた人材育成プログラムの構築」に関連する授業が開講されている。それは、芸術と多領域の学生が協働し、被災地域の課題に対する創造的な課題解決策を提案・実施するものである。震災後の新しい生き方を模索すべく、2012年度と2013年度には7つのチームが2つの演習授業の枠組みで被災地域にて活動を行った。授業は春学期に毎週行われる「視点構築演習」で活動の計画立案を行い、集中授業である「チャレンジ学外演習」にて立案した計画の実施を行うという枠組みである。 本研究はそのひとつ「北条チーム」が、震災と竜巻の2つの災害に見舞われたつくば市北条地域で活動した経験から、創造的復興の実践的方法について考察する。