抄録
静岡市はアセットマネジメント計画に対する市民の理解を育む目的で、利用者の視点による広報:コミュニケーションを必要としており、研究室及びUXデザインを専攻する学生との協働開発を行った。
私たちは親世代を含めた関係者への調査を経て、市民の共感と行動を生み出すためには大幅な情報削減が不可欠だと結論付けて再構造化した結果、不安認識型、進路選択型、情報提示型ともいえる3方向のプロトタイプを作成した。それらを元に改良を重ねて、市民のライフスタイルを軸に、公的な施設やサービスとの関わりを時系列で提示するコミュニケーション計画が実現した。
一連の試みについて、学生と行政が対等なチームを組み、デザイン思考を活用した開発事例として報告する。