抄録
本研究では,一般用医薬品販売サイトのユーザーが購入前に医薬品の詳細情報に注意を向けることを目指した医薬品副作用呈示画面を制作し,制作した画面を挿入した架空の医薬品販売サイトを用いて眼球運動測定実験を実施して,実験参加者の注意がどのように変化するか検証した。その結果,写真を加えた警告画面については「使用上の注意」「相談すること」「副作用について」といった詳細情報に対する注視時間を増加させる一定の効果を持つことが示唆された。以上の結果から,写真による詳細情報への誘目性向上が有用である可能性が期待できる。