日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: A4-03
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三次元CGモデルの数理的外挿による新しい形のデザイン
伊藤 慎二郎山田 香織Georgiev Georgi V.田浦 俊春
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抄録
近年,技術の発展により作れるものの範囲が広がり、それによって新しい楽しみ方が生まれている.また我々は複雑な形状に心を動かされることがあるが,図形を立体的に考えることを苦手としている.そこで本研究では,頭の中で考えられる範疇を超えた,心を動かされる形をデザインすることを試みる.ここでは三次元CGソフトを用いて形状モデルに数理的外挿を加える.ここで,数理的外挿とは,パラメータを操作してモデルを幾何学的に変形し,ツールなしでは考えられないような範疇まで形を拡張することを言う.また人が考えられる範疇を超えた形をデザインするためにBlenderという三次元コンピュータグラフィックスソフトウェアで三次元CGモデルを作成し,Sverchokという幾何図形を生成するためのパラメトリックツールで図形を幾何学的に変形させる. 三次元CGモデルを用いて数理的外挿を加えることで頭の中ではイメージすることのできなかった空洞球をデザインすることができ,我々はこの形に心を動かされた.このことから,三次元CGモデルの数理的外挿によって,頭の中で考えられる範疇を超えた心が動かされる形がデザインできたと言える.
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© 2016 日本デザイン学会
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