日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: PA-09
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地域コミュニティにおいて新たな能動的行為を促進する ファシリテーション手法に関する研究
和田 両磨吉田 健人木谷 庸二
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抄録
“地方創生”が政権の三本の矢の一本を担う今日、筆者は京都府の地域活性化プロジェクトに参加し、三年間にわたって活動を行ってきた。その中で、飲み会の会話をきっかけとして普段は受動的な地域住民が主体となり、一緒に活動を行う機会に恵まれた。その場において地域住民の大きな力に気づき、その力を方法として形式立てて引き出すことができるのではないかと考えた。そこで、本研究では筆者の体験と先行事例研究を基に地域住民の力を引き出すことができるようなワークショップの設計を行い、実施・検証した。後日、ワークショップについて参加者にインタビューを行った。その内容をGTAを参考にした分析手法と発話数と表出数の比較を用いて分析を行い、考察した。ワークショップでは“発話の表出と共有による気付きに基づいた新規創造”を目指したが、筆者が定めた一時間半という時間の中では気付きまで至らず、新規創造を行うことはなかった。しかし、筆者が考案した“問い”のルールと資源ステッカーを用いることで、話し手と聞き手の認識の共有が捗り“問題意識のある人”が地元有志の持つ資源を把握する為の新たなリサーチの手法としては一定の効果が見られた。
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© 2016 日本デザイン学会
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