抄録
人々が何か新しいものを生み出そうとする時、活動ジャンルの異なる複数の仲間がグループ活動を行うことがある。その中でメンバー間での理解の度合いが違う時、相手の立場を考えながら自分の解釈を説明することが起きる。そこではお互いの意見や質問がそれらの論理を補強しあう「協働的な学習」が発生し、お互いが新たな気付きを手に入れ活動を前に進めることができる。本稿では、2015年8月に小豆島で行われた地方創成インターンでの利活用実験で「みんなの道具になった」事例をもとに、協創がどんな時にでも活発に起こりうる「場づくり」とそのきっかけを与える「ツール」のデザインの重要性について考察する。デザインの成果を「Knowledge Porter」と名付けた。